【乗車記】しまかぜで行く。伊勢の旅。
先日伊勢神宮へ参拝してきました。
前日は名古屋に宿泊していており、そこから伊勢方面へ向かいました。近鉄の特急で伊勢まで向かうので、「しまかぜ」予約をして乗車してきました。
所要時間、運賃とか諸々
10:25分発のため少し早めに名古屋駅に到着し、「しまかぜ」の登場を心待ちにしていました。すると何とも斬新なフォルムをまとった「しまかぜ」が入線してこいました。まさに王者が余裕の入場といったところでしょうか。
しびれます。
思えば、去年の秋に名古屋を訪れた際にも前日に予約ページを見たのですが、満席。
諦めました。そう。この日は去年の雪辱を果たす日だ。その思いを胸に私は「しまかぜ」に勝負を挑むのであった。
ちなみにしまかぜの基本情報は以下の通りだ。
・運行区間
大阪難波〜賢島
京都〜賢島
近鉄名古屋〜賢島
・運賃(大人一名あたり、普通運賃+特急料金+しまかぜ特別車両料金)
京都〜賢島:5560円 京都〜伊勢市:4650円
近鉄名古屋〜賢島:4610円 近鉄名古屋〜伊勢市:3590円
・所要時間
大阪難波〜賢島:2時間22分 大阪難波〜伊勢市:1時間36分
京都〜賢島:2時間47分 京都〜伊勢市: 2時間2分
近鉄名古屋〜賢島:2時間1分 近鉄名古屋〜伊勢市: 1時間15分
乗り心地はどうなんよ?
①「広い」その一言に尽きる。
足を伸ばしても全く窮屈さは感じない。
②そして「揺れない」。普通列車でも名古屋〜伊勢市まで移動したことがあるのだが、その時に比較しても、全く揺れないのだ。
③やわらかすぎず、硬すぎず。快適な硬さで体を包んでくれるシート。
④きわめつけはこれだ。マッサージ機能。ブルブル、ブルブル、ブルブル
日頃の疲れが取れていく。
⑤おしぼりと記念乗車証がもらえる。
見ていただこう。これだ。
車内で食べる「海の幸ピラフ」
そんなこんなで、つかの間のラグジュアリーな気分を味わっていたが、ここであることに気づく。
「そうだ、車内食堂に行かねば。」
思えば、25年間、車内食堂というものは経験がなかったのである。
流れ行く景色を見ながら、美味しい食事を頬張る。
何という贅沢。貴族の遊び。
食堂車に向かっていた。そして海の幸ピラフを注文した。
うますぎる。うますぎる。うますぎる。
大切なことなので三回言ってしまった。
食べ終わり、アイスコーヒーを片手に座席に戻る。
しばらくすると伊勢市に停車した。
いや、短すぎる。1時間15分という時間はあっという間だった。
次回乗車するなら、大阪もしくは京都からじっくりとこの「しまかぜ」と向き合いたい。そして、帰りは名古屋に帰り、そのまま名古屋泊なんていう旅行プランを練りたい。